ノーベル平和賞授賞式のパブリックビューイングを開催しました
みなさん、こんにちは。
一般社団法人かたわらです。
12月10日、日本被団協 のノーベル平和賞授賞式が開催されました。
かたわらでは、東京YWCA武蔵野センターとともに、パブリックビューイングを開催しました。地元の被爆者3名を含む、15名が参加しました。参加者のお1人は、「勇気をもらった、一緒に喜べて、全国がつながってて!」と感想を述べました。
また、「NHK ニュースウォッチ9」で、生中継が入りました。
終了後、NHKの取材に対し、代表理事・高橋は、「被爆者の方の姿を見て、胸がいっぱいになりました。今回の受賞で若い世代の友人も関心を持ってくれています。記憶を受け継げるよう頑張りたい」と話しました。
翌日、NHK首都圏ニュースで、かたわらの活動が取り上げられました。
10日夜のパブリック・ビューイングは被爆者の思いを受け継ごうと若い世代が企画しました。そのうちの1人で、横浜市在住の高橋悠太さんは、核兵器廃絶に取り組む一般社団法人の代表理事を務めています。
高橋さんは広島県出身で、中学・高校の時にクラブ活動の一環で、当時の日本被団協代表委員の坪井直さんから証言を聞き、冊子にまとめたことなどをきっかけに、大学進学で首都圏に移ってからも核の問題に取り組んできました。
高橋さんは授賞式での田中煕巳代表委員の演説について、「『核と人類を共存させてはならない』という心の中から湧き上がる強い意志のようなものを感じました。核のリスクが高まっている中でこの社会を作っていくのは私たち一人ひとりの市民の思い、あるいは指導者の責任なんだと。次は私たちの番だとバトンを託された感じがしました」と話していました。
高橋さんは今後、授賞式に出席した被爆者の報告会の開催も検討しているということです。
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