兵庫県被爆2世の会の皆さんと交流会(第4回)を開催しました
みなさん、こんにちは。
一般社団法人かたわらの高橋悠太です。 9月28日、兵庫県被爆2世の会の皆さんにお招きいただき、交流会(第4回 / 半年に1回程度 / 不定期)を開催しました。以下、同会会長の中村典子さんのレポートを引用します。 弊法人では、兵庫のほか、各地の被爆者(団体)の皆さん、日本被団協さんとの協働を続けてきました。引き続き、連携していきます。
「日本被団協ノーベル平和賞受賞」を受けて追記(10月13日) 唯一の被爆者の全国組織「日本被団協」は、被害者自らが、各地でコミュニティーをつくり、全国的な協議会を形作り、①核兵器廃絶と、②国家補償(受任論ではなく)を求めてきました。現行法はいまだ不十分ですが、こうした取り組みは、世界でも他に類を見ないことだと捉えています。世界の情勢に照らして、戦争・兵器使用当事者の権利の回復や補償の重要性、その困難さ等に改めて光が当たったのでは、と思います。 日本被団協の歴史については、ぜひ「被爆者からあなたに」をお手に取ってください。
https://www.iwanami.co.jp/smp/book/b584793.html 開催レポート:原爆体験をどのように子どもに伝えるか
9月28日、東灘区文化センターで、高橋悠太さん(一般社団法人かたわら代表理事)を囲んで、9月にニューヨーク国連本部で開催された「未来サミット」の報告をきき、ユースが参加する意味を考えました。
15名の集まりでしたが、教師として、親として、証言者として、どのように伝えるかという悩みを共有しました。
「ユース参加は目的ではなくプロセス。ユースの声が届く社会は、あらゆる人の声が等しく届く社会。私は、中高高校生時代に坪井直さんなど市民社会を変えようとする人々に出会ったことが、今に繋がっている。関心のない人にも後から思い出してほしいので、核兵器とジェンダー、気候変動など接点をたくさん残して話したい。これからも、小さな成功体験をみんなで確認しましょう」高橋悠太さんの言葉に、小さな核兵器廃絶の集まりを続けることが、大きな力となるという希望をもちました。(執筆:中村典子)
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